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明徳(めいとく)は、日本の元号の一つ。元中・康応の後、応永の前。1390年から1393年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後小松天皇。南朝方が後亀山天皇。室町幕府将軍は足利義満。 足利義満は、土岐康行の乱や2年の山名氏を挑発して蜂起させた明徳の乱、さらに応永期の応永の乱で有力守護大名を討伐して将軍権力を固めていく。1392年(元中9年/明徳3年)には北朝が南朝の持つ三種の神器を接収し、後亀山天皇が退位して南北朝合一(明徳の和約)が成し遂げられ、元号も明徳に統一された。 康暦の政変で失脚した後に幕政に復帰した細川頼之は明徳の乱でも戦い3年に没しており、弟の細川頼元が管領に就任している。4年には斯波義将が管領に就任しており、幕府の将軍を頂点とする三管領体制が整いつつある時期である。 == 改元 == *康応2年3月26日(ユリウス暦1390年4月12日) 天変・兵革により改元 *元中9年/明徳3年閏10月5日(ユリウス暦1392年11月19日) 後亀山天皇退位により元中の元号を廃する *明徳5年7月5日(ユリウス暦1394年8月2日) 応永に改元 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「明徳」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Meitoku 」があります。 スポンサード リンク
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